我じ(読み)ワレジ

デジタル大辞泉 「我じ」の意味・読み・例文・類語

われ・じ【我じ】

[形シク]自分のことのように感じるさま。
「立ち別れ君がいまさば磯城しき島の人は―・じくいはひて待たむ」〈・四二八〇〉

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「我じ」の意味・読み・例文・類語

われ‐じ【我じ】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「じ」は接尾語 ) 自分自身のことのようである。自分同様である。まるで自分のことのようである。
    1. [初出の実例]「立ち別れ君がいまさば磯城島(しきしま)の人は和礼自久(ワレジク)(いは)ひて待たむ」(出典万葉集(8C後)一九・四二八〇)

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