我を我と思う(読み)ワレヲワレトオモウ

デジタル大辞泉 「我を我と思う」の意味・読み・例文・類語

われわれおも・う

自分のことを大切に思う。
「―・はん者どもは、皆物の具してせ参れ」〈平家・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「我を我と思う」の意味・読み・例文・類語

われ【我】 を 我(われ)と思(おも)

  1. 自分のことを大切に思う。自分こそはと思う。
    1. [初出の実例]「我を我とおもはん者共は、皆物(ものの)ぐして馳(はせ)まゐれと披露せよ」(出典平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android