扇の的(読み)オウギノマト

デジタル大辞泉 「扇の的」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐の‐まと〔あふぎ‐〕【扇の的】

扇を開いて竹の先に挟み、高く立てて弓の的にしたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「扇の的」の意味・読み・例文・類語

おうぎ【扇】 の 的(まと)

開いた扇を竹串につけ、棒の先端に高く立てて、弓の的としたもの。源平屋島合戦のとき、那須与一が射ったものが著名。
※雑俳・たからの市(1705)「那須の矢で扇の的はいかのぼり」

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