手の舞い足の踏む所を知らず(読み)テノマイアシノフムトコロヲシラズ

デジタル大辞泉 の解説

あしところらず

《「礼記楽記から》
非常に喜んで思わず小躍りするさま。有頂天になるようすにいう。「劇的な逆転勝ち手の舞い足の踏む所を知らず喜ぶ」
あわてふためくさま。
「公卿殿上人、内裏せ参って―」〈保元・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む