手賢し(読み)てかしこし

精選版 日本国語大辞典 「手賢し」の意味・読み・例文・類語

て‐かしこ・し【手賢】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 手のはたらきが敏捷である。動きがすばやい。手ばしこい。
    1. [初出の実例]「閨に泣声のするを目の覚むる相図とさだめ、手かしこく抱き起して」(出典:俳諧・おらが春(1819))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android