デジタル大辞泉
「相図」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 朝倉書店法則の辞典について 情報
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相図
指定された組成の系内で,その周囲と平衡に存在する相の数とその組成,ならびに各相の相対量を,温度,圧力,組成などを座標として表した図.様々な相の安定領域を示している.物質系の状態変数の間の関係を図示したもので,多くの場合に不均一系平衡(多相平衡)に関するものを意味している.一つの系について任意の濃度,任意の温度において平衡状態にある各種の相の種類と相互量を図示したものである [吉木 : 1959,片山ほか : 1970,長倉ほか : 1998].相状態図(phase diagram),構成状態図(constitution diagram),平衡状態図(equilibrium diagram)[ゴードン : 1971].
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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相図
物質がある圧力と温度の条件下で,気体,液体,固体のどの状態にあるかを示した図.
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の相図の言及
【状態図】より
…通常は,合金や溶液などで二つ以上の相が平衡で分離共存する場合のものを指し,平衡図equilibrium diagram,平衡状態図とも呼ばれる。統計力学の分野では,相図と呼ばれることが多い。 [相律]によって,1成分系の自由度は最大でも2なので,温度と圧力を変数とすることによって,すべての相を含む状態図を表すことが可能である。…
※「相図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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