手間取り(読み)テマトリ

デジタル大辞泉 「手間取り」の意味・読み・例文・類語

てま‐とり【手間取り】

手間賃をもらって雇われること。また、その人。
「お客様のお望みに従って、艶物を書いてお目にかける―だ」〈芥川戯作三昧

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の手間取りの言及

【作男】より

…奉公人は耕作に従事するだけではないからである。また通いの日雇は一般にヒヨウといい,日傭あるいは日用の字をあて,またテマドリ(手間取り),チンビト(賃人)などの表現もある。いずれにしても,作男は農地改革前の古い言葉といえる。…

※「手間取り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android