打て出ず(読み)うっていず

精選版 日本国語大辞典 「打て出ず」の意味・読み・例文・類語

うっ【打】 て 出(い)

  1. 戦いの場に、勢いよく進み出る。攻撃するためにある場所へ出て行く。うってでる。
    1. [初出の実例]「六万余騎を二手に分て、浜面へぞ打て出たりける」(出典:太平記(14C後)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android