打れても親の杖(読み)うたれてもおやのつえ

精選版 日本国語大辞典 「打れても親の杖」の意味・読み・例文・類語

うた【打】 れ ても親(おや)の杖(つえ)

親が子を打つのは慈愛の心からであって、子は打たれてもうれしいの意。
※光悦本謡曲・小袖曾我(1538頃)「招かれて山のかせぎ、泣く泣く来りたり。撃れても親の杖、なつかしければさりやらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android