打交(読み)うちかえ

精選版 日本国語大辞典の解説

うち‐かえ ‥かへ【打交】

〘名〙 衣のすその打ち合わせたところ。広い意味のすそ。うちかい。
※万葉(8C後)一四・三四八二「韓衣(からころも)裾の宇知可倍(ウチカヘ)あはねども異(け)しき心をあが思はなくに」

うち‐かわ・す ‥かはす【打交】

〘他サ四〙
① (「うち」は接頭語) 互いに重ね合う。
※古今(905‐914)秋上・一九一「白雲にはねうちかはしとぶかりのかずさへみゆるあきのよの月」
② (「うち」は接頭語) 互いにやりとりする。
※御伽草子・唐糸草子(室町末)「万年かはらぬかめがへの谷、つるのからごゑうちかはし」
③ 互いに打つ。打ち合う。
※落語・たがや(1897)〈四代目橘家円蔵〉「二三本を打ち交(カハ)したかと思ふと」

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