打根(読み)うちね

精選版 日本国語大辞典 「打根」の意味・読み・例文・類語

うち‐ね【打根】

  1. 〘 名詞 〙 打矢(うちや)の矢の根。転じて、打矢。手矢(てや)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の打根の言及

【手裏剣】より

…戦技としてみた場合,小型の刃物などを敵に投げつけて,敵を傷つけたり,自分の危難を逃れようとする技法は古くからあった。これは別の技法として打根(うちね)(小さい矢を投げる技法)の発達をみた。手裏剣は文字どおり,手のうちに入るほどの武器として独特の技法のものとなった。…

※「打根」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android