手矢(読み)テヤ

デジタル大辞泉 「手矢」の意味・読み・例文・類語

て‐や【手矢/手×箭】

手裏剣のように敵に投げつける武器。総体が矢の形で、長さ40センチほどの竹または木の細い棒の先端に10センチくらいのやじりを付け、矢羽をつけて一端に緒を結んだもの。
手に持った矢。
しとみの下がはと突き落とし、―取りて差しげ申しけるは」〈義経記・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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