打眠(読み)ためん

精選版 日本国語大辞典 「打眠」の意味・読み・例文・類語

た‐めん【打眠】

〘名〙 (「だめん」とも) 僧がねむること。
※瑩山清規(1324)上「打眠儀者、一衆必右脇臥。勿左脇并仰臥覆臥
※両足院本毛詩抄(1535頃)一「打眠常住の衣を私と云其等をも洗らうぞ」 〔如浄和語録‐上〕

うち‐ねぶ・る【打眠】

〘自ラ四〙 (「うち」は接頭語) 眠る。
※枕(10C終)七「困(こう)じてうちねぶれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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