抜刀隊(読み)バットウタイ

デジタル大辞泉 「抜刀隊」の意味・読み・例文・類語

ばっとう‐たい〔バツタウ‐〕【抜刀隊】

刀を抜いて敵陣に切り込む部隊。切り込み隊。

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精選版 日本国語大辞典 「抜刀隊」の意味・読み・例文・類語

ばっとう‐たいバッタウ‥【抜刀隊】

  1. 〘 名詞 〙 抜刀して、敵陣に切り込む部隊。切り込み隊。特に、西南の役の警視庁巡査によるものが知られている。〔新体詩抄(1882)〕

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世界大百科事典(旧版)内の抜刀隊の言及

【義勇兵】より

…スペイン内戦(1936‐39)においては,人民戦線政府側とフランコ軍側の双方に義勇兵が参加したが,特に諸外国の義勇兵により構成された,人民戦線政府の国際旅団は著名である。 日本の台湾出兵(1874)に際し正規軍に旧薩摩藩有志約300人が加わり,西南戦争(1877)では正規軍のほか警視庁が募集した抜刀隊が加わっており,これらも義勇兵ということができよう。その後,兵役制度の整備によりこの種の制度はとられなくなったが,第2次大戦末期の1945年6月23日,本土決戦に備え義勇兵役法が制定された。…

※「抜刀隊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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