押驚(読み)おしおどろかす

精選版 日本国語大辞典 「押驚」の意味・読み・例文・類語

おし‐おどろか・す【押驚】

〘他サ四〙 (「おどろかす」は、目をさまさせるの意) =おしおこす(押起)
肥前風土記(732‐739頃)基肄「其の夜の夢に見らく、臥機〈久都毗枳と謂ふ〉と絡垜〈多多利と謂ふ〉と儛ひ遊び出で来て、珂是古(かぜこ)を圧驚(おしおどろかす)とみる」
和泉式部日記(11C前)「女ねたるやうにて思ひみだれてふしたるを、をしおどろかさせ給ひて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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