拠り所無し(読み)よりどころなし

精選版 日本国語大辞典 「拠り所無し」の意味・読み・例文・類語

よりどころ‐な・し【拠所無・拠無】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙
  2. たよりとするところがない。
    1. [初出の実例]「かたはらなる子どもの心地にも、親の昼寝したるほどは、より所なくすさまじうぞあるかし」(出典:枕草子(10C終)二五)
  3. 根拠がない。
    1. [初出の実例]「習ひて以て俗を成す。本憑拠(ヨりトコロ)無し」(出典:南海寄帰内法伝平安後期点(1050頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む