精選版 日本国語大辞典 「拠り所無し」の意味・読み・例文・類語 よりどころ‐な・し【拠所無・拠無】 〘 形容詞ク活用 〙① たよりとするところがない。[初出の実例]「かたはらなる子どもの心地にも、親の昼寝したるほどは、より所なくすさまじうぞあるかし」(出典:枕草子(10C終)二五)② 根拠がない。[初出の実例]「習ひて以て俗を成す。本憑拠(ヨりトコロ)無し」(出典:南海寄帰内法伝平安後期点(1050頃)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例