括物(読み)くくりもの

精選版 日本国語大辞典 「括物」の意味・読み・例文・類語

くくり‐もの【括物】

  1. 〘 名詞 〙 くくり染めにしたもの。
    1. [初出の実例]「巻染・むら濃・くくり物など染めたる」(出典:枕草子(10C終)一五九)

くくし‐もの【括物】

  1. 〘 名詞 〙 括染(くくりぞめ)にしたもの。〔運歩色葉(1548)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android