拵出(読み)こしらえいだす

精選版 日本国語大辞典 「拵出」の意味・読み・例文・類語

こしらえ‐いだ・す こしらへ‥【拵出】

〘他サ四〙
① なだめて、外に出させる。とりなして外に出させる。
※とりかへばや(12C後)上「さてのみあるべきならねば、こしらへいだして、われもところどころにいでぬ」

こしらえ‐だ・す こしらへ‥【拵出】

〘他サ五(四)〙 工夫して物を作りだす。こしらえいず。こしらえいだす。
※交易問答(1869)〈加藤弘之〉上「だんだん世の中が開(ひらけ)るに従て、百姓の作り出す物や職人の製へ出す物も多くなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報