持乞食(読み)もちこじき

精選版 日本国語大辞典 「持乞食」の意味・読み・例文・類語

もち‐こじき【持乞食】

  1. 〘 名詞 〙 金を持っていながらけちで使おうとしない人をののしっていう語。握り屋。
    1. [初出の実例]「持乞食(モチコジキ)にためるより、つかいこぢきがとりかたと悪性数奇(あくしゃうずき)の噂」(出典浮世草子・好色十二人男(1695)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android