捩じ付ける(読み)ねじつける

精選版 日本国語大辞典 「捩じ付ける」の意味・読み・例文・類語

ねじ‐つ・けるねぢ‥【捩付・捻付】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ねぢつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. ねじって付ける。ねじ込むようにする。無理に強く押し付ける。ねじ伏せる。
    1. [初出の実例]「手を早く開く時は、ねぢつけて納む。手をねぢて遣る時は、納むる手を早く納むべし」(出典:申楽談儀(1430)よろづの物まねは心根)
  3. 責任を他に転嫁する。罪を他になすりつける。
    1. [初出の実例]「それは誤解よ〈略〉知らないことまで捻ぢつけたって」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む