掻い挟む(読み)かいはさむ

精選版 日本国語大辞典 「掻い挟む」の意味・読み・例文・類語

かい‐はさ・む【掻挟】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 )
  2. はさむ。かかえるようにはさむ。
    1. [初出の実例]「万、便ち弓を弛して腋に挟(カイハサム)で、山に向ひて走去(にげゆ)く」(出典日本書紀(720)崇峻即位前七月(図書寮本訓))
  3. 争う。せめぐ。〔観智院本名義抄(1241)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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