掻き混ぜ(読み)カキマゼ

デジタル大辞泉 「掻き混ぜ」の意味・読み・例文・類語

かき‐まぜ【×掻き混ぜ/×掻き雑ぜ】

かきまぜること。また、そのもの。
通り一遍であること。ありふれていること。ふつう。
「いと及びなく心尽くさざらむ―の程は」〈浜松・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻き混ぜ」の意味・読み・例文・類語

かき‐まぜ【掻混・掻雑】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かきまわしてまぜること。また、そのもの。
  3. ありふれていること。普通。
    1. [初出の実例]「及びなく、心尽くさざらんかきまぜの程は、かやうに心美しう、なよよかならんこと、思ひとどめらるべきわざなりけれ」(出典:浜松中納言物語(11C中)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む