掻き混ぜ(読み)カキマゼ

デジタル大辞泉 「掻き混ぜ」の意味・読み・例文・類語

かき‐まぜ【×掻き混ぜ/×掻き雑ぜ】

かきまぜること。また、そのもの。
通り一遍であること。ありふれていること。ふつう。
「いと及びなく心尽くさざらむ―の程は」〈浜松・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「掻き混ぜ」の意味・読み・例文・類語

かき‐まぜ【掻混・掻雑】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かきまわしてまぜること。また、そのもの。
  3. ありふれていること。普通。
    1. [初出の実例]「及びなく、心尽くさざらんかきまぜの程は、かやうに心美しう、なよよかならんこと、思ひとどめらるべきわざなりけれ」(出典:浜松中納言物語(11C中)三)

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