揶揄・邪揄(読み)やゆ

精選版 日本国語大辞典 「揶揄・邪揄」の意味・読み・例文・類語

や‐ゆ【揶揄・邪揄】

〘名〙
① 手でいじること。もてあそぶこと。
※玩鴎先生詠物雑体百首(1794)提炉分得春字「揶揄故勝香肌燠、提挈自教亀手伸
② からかうこと。嘲弄(ちょうろう)すること。なぶること。
評判記野郎虫(1660)「川逍遙になれたるかたかたは、口を掩ふて揶揄(ヤユ)し給はん」 〔後漢書‐王覇伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android