摺込(読み)すりこみ

精選版 日本国語大辞典 「摺込」の意味・読み・例文・類語

すり‐こみ【摺込】

〘名〙
染料をすりこむこと。また、染料をすりこんであるもの。
※歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)三立「爰に早咲、振り袖着流しの上へ、錦摺(ス)り込(コ)みの直垂れの上ばかり」
② こびへつらうこと。
※歌舞伎・人間万事金世中(1879)大切「誰かと思へば臼右衛門、もう摺込みに先へ来たのか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android