攀ぢ取る(読み)ヨジトル

デジタル大辞泉 「攀ぢ取る」の意味・読み・例文・類語

よじ‐と・る〔よぢ‐〕【×攀ぢ取る】

[動ラ四]つかんで引き寄せて折り取る。
青柳のほつ―・りかづらくは君がやどにし千年ちとせ寿くとそ」〈・四二八九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「攀ぢ取る」の意味・読み・例文・類語

よじ‐と・るよぢ‥【攀取】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ねじって切り取る。引きちぎる。
    1. [初出の実例]「青柳の上枝(ほつえ)与治等理(ヨヂトリ)(かづら)くは君が屋戸にし千年寿くとそ」(出典万葉集(8C後)一九・四二八九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む