散り初める(読み)ちりそめる

精選版 日本国語大辞典 「散り初める」の意味・読み・例文・類語

ちり‐そ・める【散初】

  1. 〘 自動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ちりそ・む 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙 散りはじめる。
    1. [初出の実例]「ちりそむる花を見捨てて帰らめやおぼつかなしといもはまつとも〈大中臣能宣〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)春・五九)

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