散り紛ふ(読み)チリマガウ

デジタル大辞泉 「散り紛ふ」の意味・読み・例文・類語

ちり‐まが・う〔‐まがふ〕【散り紛ふ】

[動ハ四]入り乱れて散る。
「雪、東風にたぐひて―・ふ」〈かげろふ・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「散り紛ふ」の意味・読み・例文・類語

ちり‐まが・う‥まがふ【散紛】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 散りみだれる。しきりに入りみだれて散る。また、散りみだれて見あやまる。散りまよう。
    1. [初出の実例]「梅の花知利麻我比(チリマガヒ)たる岡傍(をかび)には鶯鳴くも春方設(ま)けて」(出典万葉集(8C後)五・八三八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む