デジタル大辞泉 「東風」の意味・読み・例文・類語
こち【東=風】
[類語]風・春一番・
ひがし‐かぜ【東風】
[類語]風・春一番・
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
字通「東」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
…図11は地球上の平均風系の粗い模型である。赤道付近には赤道無風帯があり,それより高緯度側に偏東風のいわゆる貿易風帯があり,それより高緯度側に中緯度高圧帯があり,さらに高緯度側に偏西風帯がある。それより高緯度側に高緯度低圧帯があり,極のまわりは極東風帯となっている。…
…45年(延享2)65歳で引退し,84歳の高齢で没。美音にめぐまれ,音楽性の強いはなやかな芸風は〈東風〉と称する豊竹座の様式をうみ,作者に紀海音(きのかいおん)を擁して,竹本座と対抗して人気を二分した。一代の当り芸は2年ごしの興行で豊竹座の名声と財政を盤石たらしめた《北条時頼記》(1726初演)など。…
…竹本座の座頭2世義太夫(竹本政太夫,播磨少掾)は質実剛健な語り口(西風と呼ぶ。音階的には陰旋法)で男性を語るに適し,初世豊竹若太夫は花やかな語り口(東風,陽旋法)で女性の表現に適していた(近石泰秋《操浄瑠璃の研究》参照)。 この期を代表する作者は並木宗輔(千柳)である。…
…太夫はそれぞれ竹本,豊竹姓を名のるのみならず,それぞれに共通した様式のもとに結束を固めていた。こうした流派様式を,竹本座は西風(にしふう),豊竹座は東風(ひがしふう)とよんだ。西風は地味で写実的で劇的表現にすぐれ,東風ははなやかで旋律的表現にすぐれていた。…
…98年(元禄11)筑後掾受領,1705年(宝永2)11月の《用明天王職人鑑》以後,竹田出雲(座本),近松門左衛門(作者),辰松八郎兵衛(人形),竹沢権右衛門(三味線)を擁し活躍した。その没後は竹本政太夫(《吉備津彦神社史料》《熊野年代記》に筑後掾悴義太夫の名があり,政太夫は2世義太夫とされてきたが3世か)が近松作品を深く語り分け,豊竹座の若太夫(豊竹若太夫,越前少掾)も紀海音の義理にからむ作風を巧みに観客の時代感覚に訴えて,西風(竹本),東風(豊竹)が競演し,浄瑠璃の近世意識が最高に発揮された。 享保(1716‐36)後半からの人形機巧の発達,舞台装置の発達は浄瑠璃の脚本化,舞台装置の歌舞伎化を招く。…
…【堀 信夫】
[義太夫節]
義太夫節の様式を示す〈風〉には,座の風と太夫個人の風とがある。座の風とは竹本座と豊竹座の様式で,竹本座を西風,豊竹座を東風と称する。両者は基本的芸術理念,音階,旋律法,旋律型,三味線の音色や奏法などに相違がみられる。…
※「東風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新