精選版 日本国語大辞典 「散り行く」の意味・読み・例文・類語 ちり‐ゆ・く【散行】 〘 自動詞 カ行四段活用 〙① 花や葉などがしだいに散っていく。次々と散る。[初出の実例]「陰ひろみ頼みし松や枯れにけむ下葉ちり行年の暮哉」(出典:源氏物語(1001‐14頃)賢木)② 散り散りに別れて行く。[初出の実例]「桜花咲きかも散ると見るまでに誰かも此処に見えて散行(ちりゆく)」(出典:万葉集(8C後)一二・三一二九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例