散切り物(読み)ザンギリモノ

デジタル大辞泉 「散切り物」の意味・読み・例文・類語

ざんぎり‐もの【散切り物】

歌舞伎世話狂言一種。明治初期の散切り頭洋服姿などの新風俗を取り入れたもの。明治5年(1872)から同30年代まで作られ、河竹黙阿弥の「島鵆月白波しまちどりつきのしらなみ」などが代表作散切り狂言

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android