散残る(読み)チリノコル

デジタル大辞泉 「散残る」の意味・読み・例文・類語

ちり‐のこ・る【散(り)残る】

[動ラ五(四)]散らないで残っている。「―・った花」

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精選版 日本国語大辞典 「散残る」の意味・読み・例文・類語

ちり‐のこ・る【散残】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 散らないで残る。他のものが多く散ったあとにまだ残っている。
    1. [初出の実例]「花だにもちりのこらなむすぎぬとん(も)をしむにとまるはるかともみむ」(出典:頼基集(11C初か))

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