精選版 日本国語大辞典 「数掻く」の意味・読み・例文・類語
かず【数】 掻(か)く
- 鳥が、夜明け方など霜を払うため、しきりに羽ばたきをする。または、そのように、恋のため夜も眠ることができないで、床の中でもじもじして夜をあかす、というたとえ。
- [初出の実例]「暁のしぎのはねがきももはがき君がこぬよは我ぞかずかく〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・七六一)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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