斎藤晋一(読み)サイトウ シンイチ

20世紀日本人名事典 「斎藤晋一」の解説

斎藤 晋一
サイトウ シンイチ

昭和期の実業家 住友ゴム工業会長;日本ダンロップ会長;日本自動車タイヤ協会会長。



生年
大正2(1913)年8月29日

没年
昭和60(1985)年10月6日

出生地
新潟県

学歴〔年〕
東京商大(現・一橋大学)〔昭和11年〕卒

経歴
住友本社に入り、昭和21年住友電気工業に転じる。33年営業部長、37年取締役、39年常務、44年専務、46年副社長を経て相談役に。45年からは住友ゴム工業取締役を務め、48年副社長、49年社長を経て、55年会長に就任。59年から日本自動車タイヤ協会会長も兼任していた。また、この間、56年オーツタイヤ会長に就任し、同社の再建に貢献するとともに、住友ゴムと英国ダンロップとの資本技術提携に尽力したことで知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤晋一」の解説

斎藤晋一 さいとう-しんいち

1913-1985 昭和時代後期の経営者
大正2年8月29日生まれ。住友合資にはいり,住友電気工業副社長をへて,昭和49年住友ゴム工業社長,のち会長。この間,イギリスのダンロップ社との資本技術提携につくした。日本自動車タイヤ協会会長。昭和60年10月6日死去。72歳。新潟県出身。東京商大(現一橋大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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