斑消ゆ(読み)ムラギユ

デジタル大辞泉 「斑消ゆ」の意味・読み・例文・類語

むら‐ぎ・ゆ【斑消ゆ】

[動ヤ下二]ところどころ消える。まだらに消える。
「嶺の雪―・えて、花かと見ゆる所もあり」〈平家・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「斑消ゆ」の意味・読み・例文・類語

むら‐ぎ・ゆ【斑消】

  1. 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ところどころが消える。まだらになって消える。
    1. [初出の実例]「まことに黒き庭に雪のむら消たる心ちし」(出典:能因本枕(10C終)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む