新在家(読み)しんざいけ

精選版 日本国語大辞典 「新在家」の意味・読み・例文・類語

しんざいけ【新在家】

  1. 京都市上京区、御所蛤御門(はまぐりごもん)付近地名江戸時代は北、中、南の三町から成り、御典薬医師、連歌師能楽師などが多く居住していた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の新在家の言及

【在家】より

…これに対して,在家の本質は在家役負担という側面にあり,名主が名役負担者の身分呼称であるのと同様に収取体系上の呼称であり,在家,名主は異名同体であるという見解もある。検注帳上に固定された在家(本在家)に対して,新たに収取の対象とされた在家を脇(わき)在家(新在家)と称するが,本在家―脇在家の関係は本家―分家の関係に比すべきものとの見方もある。また在家支配がまず非農業民に関して出現することから,これを権力による分業,生産活動の掌握・統制に結びつけて意義づけようとする見解もあり,今後の研究がまたれる。…

※「新在家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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