新墾田(読み)アラキダ

デジタル大辞泉 「新墾田」の意味・読み・例文・類語

あらき‐だ【新墾田】

新しく切り開いて作った田。新小田あらおだ
「―の鹿猪田ししだの稲を倉に上げて」〈・三八四八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新墾田」の意味・読み・例文・類語

あらき‐だ【新墾田】

  1. 〘 名詞 〙 新たに開墾した田。
    1. [初出の実例]「荒城田(あらきだ)の鹿猪田(ししだ)の稲を倉にあげてあなひねひねし吾が恋ふらくは」(出典万葉集(8C後)一六・三八四八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android