新板越白浪(読み)しんぱん こしのしらなみ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「新板越白浪」の解説

新板越白浪
しんぱん こしのしらなみ

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
桜田治助(3代)
初演
嘉永4.9(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の新板越白浪の言及

【毒婦物】より

…《杜若艶色紫(かきつばたいろもえどぞめ)》(1815年5月河原崎座)の土手のお六などがその代表例。以降,3世沢村田之助によって演じられた《処女翫(むすめごのみ)浮名横櫛》(《切られお富》,1864年7月江戸守田座,河竹黙阿弥作),《於由曙評仇討(うわばみおよしうわさのあだうち)》(《お由》,1866年1月江戸中村座,3世瀬川如皐作)や,初世坂東しうかによる《新板越白浪(しんばんこしのしらなみ)》(《鬼神のお松》,1851年9月江戸市村座,3世桜田治助作)などがあり,ほかに河竹黙阿弥の作品として《処女評判善悪鏡》(《白浪五人女》),《忠臣蔵後日建前(ごにちのたてまえ)》(《女定九郎》),《善悪両面児手柏(このてがしわ)》(《妲妃のお百》)などがある。近代では4世沢村源之助が悪婆物を得意芸として演じた。…

※「新板越白浪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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