…大粒種はアフリカ北部,小粒種は中央アジアが原産地とされる。日本への渡来は,聖武天皇の天平8年(736)に,中国を経て渡来したインド僧が伝えたものを,僧行基が武庫(現,兵庫県)で試作したのが最初とされ,これが現在の品種〈於多福(おたふく)〉の始まりと伝えられる。 世界における生産は,アジアが60%以上を占め,その96%近くが中国で生産される。…
※「於多福」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...