施護(読み)せご(その他表記)Dānapāla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「施護」の意味・わかりやすい解説

施護
せご
Dānapāla

インド,ウッジャイニーの僧。北宋の太平興国5 (980) 年中国に渡り,勅命によって太平興国寺の西に新築された訳経院に住んで,『如来荘厳経』 (1巻) など,大小乗顕密の経典百十余部を訳出し,顕教大師の号を賜わった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android