日本の鯨食文化

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

日本の鯨食文化

縄文時代の遺跡から鯨の骨が出土し、古来より鯨を解体して食べていたとみられている。食糧難だった戦後は、安くて栄養価が高い食材として、家庭や学校給食で広く消費された。欧米を中心とした反捕鯨運動の高まりや資源保護の観点から、国際的に捕鯨への規制が強化され、入手できる鯨肉調査捕鯨副産物や輸入品に限られ、次第に消費も低迷し、食卓から遠ざかった。日本各地に伝わる郷土料理には、大阪のハリハリ鍋のほか、北海道や新潟県鯨汁和歌山県竜田揚げなどがある。

(2019-05-23 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

スト破り

ストライキの際、使用者側について業務を続けること。特に、使用者がストライキに対抗して雇用者の一部や外部からの雇用者を就業させること。また、その労働者。スキャッブ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

日本の鯨食文化の関連情報