コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

流星 りゅうせいmeteor

翻訳|meteor

知恵蔵の解説

流星

彗星」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

りゅう‐せい〔リウ‐〕【流星】

宇宙塵(うちゅうじん)が地球の大気中に高速で突入し、発光する現象。高度100キロ付近で衝突・発熱して輝き、多くは大気中で消滅する。特に明るいものを火球という。大きなものは地上に落下し、隕石(いんせき)という。流れ星 秋》
花火などで、流星のように光が尾をひいて流れ落ちてくるもの。流星火

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

流星【りゅうせい】

流れ星とも。惑星間空間に散在する小物体が地球の引力を受けて高速度秒速20〜100km)で大気に突入し,摩擦熱で発光する現象。流星のもとになる物体(流星物質)はふつう1g以下,多孔質のもろい構造をしていると推測される。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

デジタル大辞泉プラスの解説

流星

池波正太郎の時代小説短編集。1972年刊行。「鬼平犯科帳」シリーズ。

流星

日本のポピュラー音楽。歌はJ-POP男性デュオ、コブクロ。2010年発売。作詞・作曲:小渕健太郎。同年フジテレビ系で放送されたドラマ「流れ星」の主題歌に起用。第26回日本ゴールドディスク大賞ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

りゅうせい【流星 meteor】

地球外の空間から固体粒子が高速で突入し,地球大気と衝突して発光する現象が流星である。夜空に急速に動く光の筋が現れ,一瞬で消えるように見える。星が流れ落ちるようなので〈ながれぼし〉ともいう。ときには,光り続ける痕をしばらく残すこともあり,流星痕といわれる。同様の現象であれば,どんなにかすかなものでも,昼間のものでも流星である。突入してくる固体粒子は流星物質といわれるが,それを単に流星ということも多い。

りゅうせい【流星】

歌舞伎舞踊の曲名。清元。本名題《日月星昼夜織分(じつげつせいちゆうやのおりわけ)》。1859年(安政6)9月江戸市村座初演。日と月と星の三段返しのうちの星にあたる。演者は4世市川小団次ほか。作詞2世河竹新七(河竹黙阿弥)。作曲清元順三。初演は竹本掛合。振付5世西川扇蔵。一説に初世花柳寿輔花柳勝次郎とも。七夕で牽牛織女が会っているところに流星が雷の夫婦げんかを報告にくるというもので,雷の夫婦,子ども,婆の4役をしわけるのが眼目

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

りゅうせい【流星】

大気中に突入してきた固体粒子。大気に突入すると高温を発し、夜間ならば地上100キロメートルほどの高さで光を放つのが見られる。地上まで落下したものを隕石いんせきという。流れ星。はしりぼし。よばいぼし。奔星ほんせい[季] 秋。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

流星
りゅうせい
meteor

太陽系空間に浮遊する宇宙塵が,たまたま地球に近づいてその大気中に飛込み,摩擦のため高熱を発して燃尽きる現象。またその宇宙塵を流星物質とも称する。特に明るいものを火球,またそれが燃尽きずに残骸の岩屑が地上まで落ちてきたものを隕石という。数は,普通の日で1日に 107 個程度,発光点の高さは地上 70~120kmである。多数の流星が天球上の1点を中心として集中的に現れるものを流星群といい,これに対して一般のものを散在流星という。速度は毎秒 12~72km程度であることが,電波天文学の発達により,レーダ観測で確かめられ,またこの方法で光学的にはとらえられない昼間の流星や観測に適さない気象条件下でも観測できるようになった。一般に流星物質の質量は 0.01~0.05g程度であるが,巨大火球では数 kgあるいはそれ以上に達するものと推定される。流星物質が高速で地球へ向かって突入してくると,その表面は大気の原子や分子と衝突して荷電粒子へ分解され,電離した原子は励起されて可視光線を発する。この光は通常,落下する流星本体の周辺で発生するが,非常に速く明るい流星の場合には本体の通過したあとに残留発光物として残りその形態から尾と呼ばれる。流星は大気中を音速の5倍以上の速さで動くので,流星の進行方向に地球表面まで伝搬する衝撃波を発生させることもある。流星物質が地表近くに突入した場合には流星の前方に非常に密度の高い高温気体のかさができたり,また質量が 1kg以上で大気中のおよそ 40kmの高度へ進入してきた場合には雷鳴や超音速飛行機から生じるソニック・ブームに似た轟音を発生することもある。
流星物質の起源としては数十億年前にばらばらになった原始太陽系の小天体の残存物で火星と木星の間に散在する小惑星,彗星が太陽に近づいた時に放出される微粒子,また火星や月の表面物質がなんらかの衝撃によって飛散したものなどが考えられている。大部分の流星は,高度 80kmに達する前に砕け散り完全に崩壊する。このようにたやすく破片となる流星はかつて,彗星であったもので,一方地表まで進入してくるより高密度の物体は小惑星であったと推測されている。一群の流星物質の軌道と地球の軌道が交差すると,流星群が見られる。この現象の多くは彗星の軌道と関連しており,流星群を作り出す流星物質の群は彗星が自身の軌道に沿って放出した残骸であると考えられる。毎年5月上旬に見られるみずがめ座η流星群は,ハレー彗星と関連していることが判明している。

流星
りゅうせい

日本海軍の艦上攻撃機。機種の統合整理のために艦上攻撃機 (水平爆撃および雷撃) と艦上爆撃機 (急降下爆撃) の両方の任務に適するものとして愛知航空機が開発した。性能は優秀で,軽快な空戦能力と強力な武装をもっていた。しかし完成が遅れ,戦列に加わったのが 1944年後期だったため肝心の航空母艦が壊滅状態になっていて,実戦にはほとんど出動しないうちに終戦となった。エンジンは誉 (1825馬力) 1,乗員2,全長 11.49m,総重量 5700kg,最大速度時速 542km,航続距離約 3000km。武装は 20mm機関砲2,13mm機関銃1,800kg爆弾1。製造数は 117機。

流星
りゅうせい

歌舞伎舞踊曲。清元。変化物。本名題『日月星昼夜 (じつげつせいちゅうや) の織分 (おりわけ) 』。作詞河竹新七 (のちの黙阿弥) ,作曲清元順三。振付5世西川扇蔵。安政6 (1859) 年江戸市村座で初演。4世清元延寿太夫が出語りをつとめた。七夕の夜,牽牛と織女が年に一度の逢瀬を楽しむところへ流星が飛んできて,雷夫婦のけんかを注進するという話で,当時流行の端唄が取入れられている。初演は竹本 (義太夫節) との掛合であったが,今日では清元節単独で行われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

流星
りゅうせい
meteor

夜空に、突然、尾を引いて飛ぶように見える光体で、流れ星ともいう。これらは太陽系内を運動している微小な天体が地球に突入してきて、上層の大気と衝突し、発熱して輝くものである。
 これらの天体は、いずれも秒速数十キロメートルの速度で太陽の周りを公転しており、地球と正面衝突あるいは追突といった突入方向によって差ができるが、遅いもので秒速10キロメートル、速いものでは秒速70キロメートルぐらいの速さで衝突してくる。したがって、しばしば使われる「地球の引力に引かれて落ちてくる」という表現は正しくない。
 流星体は、地球の上層大気と衝突、発熱して蒸発し、前面の大気もともにプラズマ状態となって輝いて見えるが、やがて消滅してしまう。一般に速いものは高空で発光し、遅いものは低空で発光するが、多くは地上110キロメートルから80キロメートルぐらいの高さで輝く。
 とくに明るい流星を火球とよび、50キロメートル以下の高さまでくるものも多い。まれには満月のように明るい火球もある。反対に望遠鏡でなければ認められないほど微光の流星もあって、暗いものほどその数は多くなる。明るい流星ではしばしば通過のあとに光の筋(すじ)を残すことがあって流星痕(こん)とよばれるが、多くは数秒程度で消滅する。
 微小天体は、肉眼で見えるぐらいの明るさの流星となるもので、数ミリグラムから数十グラム程度の小さなもので、密度も小さく1以下のものが多く、かなり粗い氷質のものが多いと考えられている。流星体の化学組成については、そのスペクトルからカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、ケイ素などの元素が検出されているが、十分にはわかっていない。
 流星は通常1時間に数個は見られるが、一地点で見られる流星は限られている。地球の全表面では、肉眼で認められるぐらいのものだけで、毎日数千万個の流星が降り注いでいると見積もられている。
 毎年、同じ時期に、とくに多くの流星が見られるのが流星群である。これは、流星体の群が回っている決まった軌道が地球の軌道と交差しているために、その交点で決まった方向から地球に突入してくるものである。
 これら流星群に属さない一般の流星を散在流星という。流星群の活動期には毎時数十個という多くの流星が見られるので目につきやすいが、流星全体では散在流星のほうが多くを占めていると考えられている。
 地球上で数キロメートル以上離れた二地点から同一の流星を同時に写真観測することによってその大気中での実経路が求められ、また速度も詳しく測定できる。これらのデータから流星体が地球に衝突する以前に太陽の周りを公転していた軌道を算出することができる。かつては、流星の多くが太陽に対して双曲線の軌道をもち、太陽系外に起源をもつと考えられたこともあるが、その後の精密観測によってほとんどすべてが楕円(だえん)軌道を回っており、太陽系に属する天体であることが判明した。近年は写真観測ばかりでなく、流星によってできるプラズマの柱が電波を反射することを利用した電波観測も盛んに行われて、その経路や速度が求められているばかりか、写真観測、眼視観測が不可能な昼間に活動する流星群もとらえられている。
 流星群の軌道が彗星(すいせい)の軌道に類似していることを初めて指摘したのは、イタリアのスキャパレリで、1866年にペルセウス流星群の軌道を研究して、それが「1862年第三彗星」の軌道に似ていることをみいだした。同じころ、6年半ほどの周期で回っていたビーラ彗星が二つに分裂し、1859年には見られなくなったが、72年11月27日にアンドロメダ座の方向から、毎時3000個ものおびただしい流星雨が出現するという事件がおこった。流星雨というのは、1時間に数千、数万といった流星が現れる流星群の大出現をいうが、このアンドロメダ座流星雨の軌道がビーラ彗星の軌道に酷似していたことも、流星と彗星の関係を強く暗示することになった。
 彗星が太陽の近くに回帰するたびに、ガスの蒸発とともに数多くの微粒子が放出されることは、彗星の尾にプラズマの尾と塵(ちり)の尾が見られることからよく知られているが、こうして吐き出された塵粒子がしだいに軌道上に分散して流星群をつくると考えられている。周期33年のテンペル彗星に伴うしし座流星群が、1799年、1833年、1866年、1966年などに大流星雨を出現させたり、周期6年半のジャコビニ彗星が1933年、46年などに大流星雨を降らせたりしたのはその例で、これら比較的新しい流星群では母彗星の近辺にだけ塵粒子が密集しているものとみられる。
 なお、写真観測により軌道が求められた流星のなかには、彗星よりも、むしろ小惑星の軌道に似たものもみいだされている。これらの流星体は密度も比較的大きく、隕石(いんせき)に似た性質のものとみられている。[村山定男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

流星の関連キーワード流星のロックマン3 BLACK ACE流星のロックマン3 RED JOKERしし座流星群(獅子座流星群)流星のロックマン ペガサスジャコビニ=ツィンナー彗星流星のロックマン ドラゴンみずがめ座イータ流星群流星のロックマン レオしし(獅子)座流星群6月うしかい座流星群しぶんぎ座流星群ジャコビニ流星群流星のロックマンオリオン座流星群りゅう座流星群ダストトレール四分儀座流星群メテオロイド双子座流星群歌舞伎舞踊

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

流星の関連情報