日蓮上人(読み)にちれんしょうにん

美術人名辞典の解説

日蓮上人

鎌倉中期の僧。日蓮宗開祖。安房国生。名は薬王丸・是聖房蓮長。天台寺院清澄寺の道善房を師として出家し、のち比叡山をはじめ京畿の諸寺に遊学。再び清澄寺に帰り法華経の信仰を主張しはじめたが、念仏者との間に対立が生まれ鎌倉に赴く。『立正安国論』を著わし、独自の宗教活動を展開する。伊豆・佐渡へ流されたが、のち赦され身延山に隠棲する。弘安5年(1282)歿、61才。

出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報

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