早足を踏む(読み)さそくをふむ

精選版 日本国語大辞典 「早足を踏む」の意味・読み・例文・類語

さそく【早足】 を 踏(ふ)

  1. 次の動作に移れるように身がまえる。
    1. [初出の実例]「互にかかるを待ちけるが、いらって熊坂左足を踏み」(出典:大観本謡曲・熊坂(1514頃))

早足を踏むの補助注記

一説に、「左足を踏む」と書き、左の足を踏み出して身がまえるの意とする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 熊坂 出典 実例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android