動作(読み)ドウサ

デジタル大辞泉 「動作」の意味・読み・例文・類語

どう‐さ【動作】

[名](スル)
何かをしようとして、からだを動かすこと。また、そのときのからだの動き。「合図動作」「きびきびとした動作
機械類が作動すること。「工作機が複雑に動作する」
[類語]身動き身じろぎ身もだえ

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精選版 日本国語大辞典 「動作」の意味・読み・例文・類語

どう‐さ【動作】

  1. 〘 名詞 〙 何か事を行なおうとして、からだを動かすこと。また、その動き。たちいふるまい。挙動所作
    1. [初出の実例]「こころの動作(トウサ)(〈注〉ウコカセル)するところ」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)六)
    2. 「肢体を動作せしむることにして」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公一三年〕

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普及版 字通 「動作」の読み・字形・画数・意味

【動作】どうさ

ふるまい。〔左伝、襄三十一年〕故に君子は、容止(ようし)るべく、作事法るべく、行象(のつと)るべく、聲氣樂しむべく、動作り、言語り、以て其の下に臨む。之れを威儀りと謂ふ。

字通「動」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の動作の言及

【身ぶり語】より


[動作と身ぶりのあいだ]
 生のあるかぎり,人間がほとんどたえまなく行う身体運動のうちには,他者へのコミュニケーションを目的とする,伝達的,表現的な動作があるが,これらは一般に〈身ぶり〉とよばれる。身ぶりのなかには,ことばにひとり言があるのと同様に,指折り数える動作のようにむしろ自己伝達的なものもある。…

※「動作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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