明珠を識らざれば返って瓦礫となす(読み)めいしゅをしらざればかえってがれきとなす

精選版 日本国語大辞典 の解説

めいしゅ【明珠】 を 識(し)らざれば返(かえ)って瓦礫(がれき・がりゃく)となす

  1. みがけば宝玉となる石でも、目のきかない者にとっては、普通の石ころとかわりなく見える。暗愚主君が、目前にいる人材の活用法を知らないことのたとえ。〔天草版金句集(1593)〕

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