精選版 日本国語大辞典 「主君」の意味・読み・例文・類語 しゅ‐くん【主君】 〘 名詞 〙 自分の仕える君。君主。主人。すくん。[初出の実例]「官、位に思をかけ、主君のかげを頼むほどの人は」(出典:方丈記(1212))「うてとの給ふは、そうおんのしゅぐん、うたれさせ給はんもしゅぐん」(出典:説経節・目連記(八太夫正本)(1687)初)[その他の文献]〔礼記‐聘義〕 す‐くん【主君】 〘 名詞 〙 仕える君。君主。主人。しゅくん。[初出の実例]「この中のすくんにはわが君こそおはしませ」(出典:枕草子(10C終)二七八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「主君」の読み・字形・画数・意味 【主君】しゆくん 君主。君たる人。〔史記、甘茂伝〕魏の侯、樂羊をして將として中山を攻めしむ。三年にして之れを拔く。樂羊りて功を論ず。侯之れに謗書一篋(けふ)を示す。樂羊、再拜稽首(けいしゆ)して曰く、此れ臣の功に非ざるなり。君の力なりと。字通「主」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報