暗愚(読み)アング

デジタル大辞泉 「暗愚」の意味・読み・例文・類語

あん‐ぐ【暗愚】

[名・形動]物事の是非を判断する力がなく、愚かなこと。また、そのさま。「暗愚な為政者」
[類語]蒙昧愚昧馬鹿阿呆あほう魯鈍ろどん愚鈍無知愚蒙ぐもう頑愚愚か薄のろ盆暗ぼんくらまぬけとんまたわけ馬鹿者馬鹿野郎馬鹿たれ与太郎抜け作おたんこなすおたんちんあんぽんたんべらぼう

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精選版 日本国語大辞典 「暗愚」の意味・読み・例文・類語

あん‐ぐ【暗愚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 愚かで道理のわからないこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「仰、暗愚之民放濫之輩、各募己威、不皇憲」(出典三代制符‐建久二年(1191)三月二二日・後鳥羽天皇宣旨)
    2. 「国王尚寧(せうねい)暗愚(アング)にして、骨肉遠離(とほざけ)忠臣を殺す」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺)

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普及版 字通 「暗愚」の読み・字形・画数・意味

【暗愚】あんぐ

おろか。

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