明神新村(読み)みようじんしんむら

日本歴史地名大系 「明神新村」の解説

明神新村
みようじんしんむら

[現在地名]新湊市堀岡明神新ほりおかみようじんしん

放生津ほうじようづ潟の北辺に位置。浜往来沿いにできた街村で、東は堀岡新ほりおかしん村。竹脇家二代安右衛門の明神野の新開によって元禄三年(一六九〇)に村立てされたという(堀岡村史)。三箇国高物成帳は天和元年(一六八一)の新開とし、草高一五九石、免二ツ六歩を記載。寛保二年(一七四二)の草高一六四石、免二ツ六歩。手上高として元禄一二年以降天明五年までに五〇石余、新開として享保五年(一七二〇)に一二石余、ほか貞享元年(一六八四)の検地潰高として一一六石余があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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