デジタル大辞泉
「猿田彦」の意味・読み・例文・類語
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さるだ‐ひこ【猿田彦】
- ( 「さるたひこ」とも )
- [ 1 ] =さるだひこのかみ(猿田彦神)[ 一 ]
- [初出の実例]「丸は天地開闢さる田彦の昔より」(出典:浄瑠璃・信州川中島合戦(1721)四)
- [ 2 ] 〘 名詞 〙
- ① =さるだひこのかみ(猿田彦神)[ 二 ]①
- [初出の実例]「くっさめに蜘の巣の出る猿田彦」(出典:雑俳・唐子おどり(1704‐16頃))
- ② 植物「こしろね(小白根)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
猿田彦の語誌
語源については諸説あり、「さる」は猿をさしたものか定かではなく、また「猨」とも表記する。天孫降臨に際して衢(ちまた)の神として天孫を先導するが、「日本書紀」における長い鼻、赤い口と尻などの記述は天狗や猿をイメージさせる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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