境内(読み)ケイダイ

世界大百科事典 第2版の解説

けいだい【境内】

社寺の建物を中心に,種々の宗教行事を行うためのしきりの内側。境内は古来から無税地が原則で,また守護不入の地として俗権の及ばぬところが多く,軍兵の乱入,喧嘩口論,乱妨狼藉(らんぼうろうぜき),生類の殺生が禁ぜられ,社寺宰領にまかせられた。境内は神聖にしていわば平和な場所で,祭礼法会(ほうえ)の当日,中世以来種々の芸能がよく興行された。能や狂言,流鏑馬(やぶさめ),犬追物軽業(かるわざ),相撲,浄瑠璃,芝居,見世物,ときには博奕(ばくち)の興行がそれであり,とくに近世になると,祭礼当日の境内は庶民の解放の場となった。

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大辞林 第三版の解説

けいだい【境内】

〔漢音〕
境界より内側。特に、神社や寺院の仕切りの内側。

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